製品特長
主な仕様
特長
マルチアクセサリーシュー専用
データの高速通信、カメラからの給電を可能にしたマルチアクセサリーシュー専用の外部マイクです。マルチアクセサリーシューは静止画や動画撮影の利便性や信頼性を高め、さらにネットワーク・スマートフォン連携の活用をサポートします。※従来のアクセサリーシューを持つカメラでは使用できません。
デジタル信号出力によりノイズを抑制
一般の外付けマイクは、その多くがカメラ側のマイク端子にケーブルを接続して使用し、音声信号はアナログ出力です。しかしケーブルは、外部電磁波の影響を受けやすく、Wi-Fiなどの電磁波がノイズとなって音声信号に入り、音質劣化を招いていました。DM-E1Dは、この問題を改善。マルチアクセサリーシューをインターフェースとし、ケーブルを介さずにデータ通信が可能に。外部ノイズに強いデジタル化した音声データをカメラに出力します。外部電磁波によるノイズが入りにくい構造のため、環境を気にせずに収録できます。※動画撮影中にカメラやレンズを操作すると、操作音が録音されることがあります。
また、カメラやレンズの動作音も録音されることがあります。
指向性の切り換え機能
撮影シーンに合わせて最適な録音方法に切り換えられる、3つの指向性を搭載。カメラのメニュー画面から指向性の切り換えが可能です。指向性(1)ショットガン(モノラル)
マイク正面の領域の音を捉えます。音を捉えたい被写体が明確で、音の出所がひとつの場合に適しています。【使用例】 インタビューなど
指向性(2)90°(ステレオ)
正面の音を中心に、左右の音も捉えます。撮影者に近すぎる音を抑制して収録します。【使用例】 日常的なシーンなど
指向性(3)120°(ステレオ)
音が左右に広がっている場合や、音源の数が多い音を捉えます。臨場感あふれる音の記録が可能です。【使用例】 コンサートなど
カメラからの電源供給で電池が不要に
マルチアクセサリーシューを介してカメラから電源を共有するため、電池が不要になりました。そのため電源スイッチも廃止し、MENUボタンひとつのシンプルな操作系を実現。撮影中の突然の電池切れなどの心配もないため、長時間の動画撮影やライブ配信も安心して行えます。また、ケーブルもないため使用時や保管時の取り回しも快適です。カメラのメニュー画面でマイクの機能設定が可能
機能設定はすべてカメラのメニュー操作で実行。マルチアクセサリーシュー専用設計ならではの新しい操作性です。また、マイク背面のMENUボタンからダイレクトにカメラのメニュー画面を表示。設定変更や確認がスピーディーに行えます。仕様
形式 | バックエレクトレットコンデンサー型ステレオマイクロホン | |
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指向特性 | 鋭指向性 | ショットガン |
単一指向性 | 90°/120° | |
音声 | 鋭指向性 | モノラル |
単一指向性 | ステレオ | |
感度 | 鋭指向性(ショットガン) | -16dB(1kHz、0dB=1V/Pa) |
単一指向性(90°) | -18.7dB(1kHz、0dB=1V/Pa) | |
単一指向性(120°) | -20dB(1kHz、0dB=1V/Pa) | |
周波数特性 | 鋭指向性(ショットガン) | 100~10000Hz |
単一指向性(90°) | 100~10000Hz | |
単一指向性(120°) | 100~10000Hz | |
SN比 | 62dB以上(1kHz、1Pa) | |
音声出力 | デジタル出力 ビット数:16bit サンプリング周波数:48kHz | |
音録音レベル設定 | オート/マニュアル/しない | |
ウィンドカット | 切/入 ※従来の外部マイク使用時、カメラの設定は「切」になります。 | |
アッテネーター | 切/入 | |
出力端子 | マルチアクセサリーシューに対応 | |
電源 | カメラから給電(マルチアクセサリーシューから給電) | |
使用可能温度 | 0~+40℃ | |
使用可能湿度 | 85%以下 | |
大きさ(約) | 41.3(幅)×87.4(高さ)×108.6(奥行)mm | |
質量(約) | 136g |