製品特長
主な仕様
XCD 3,4/75P軽量ポートレートレンズ
Hasselblad XCD 3.4/75Pは、焦点距離59 mmのレンズを標準装備し、軽量で俊敏なデザインとパワフルな性能を併せ持っています。
ポートレートや街角のスナップでは、優れた光学品質で作品の魅力を高めるだけでなく、独創的な軽量デザインの特長により、撮影体験に独自の軽やかさを付け加えます。
・59 mmの焦点距離
・XCD 2,8/65よりも24%短く XCD 2,8/65よりも45%軽量
・ポートレート撮影に最適
光と影を自在に操り、輝きを解き放つ
XCD 3.4/75Pは、非球面レンズ1枚と異常分散(ED)レンズ3枚を含む10群10枚構成の光学デザインを採用し、波長分散を効果的に抑えています。洗練されたデザインによってコンパクトな形状を実現し、100メガピクセルセンサーの解像度要件にも対応できるパワフルな光学性能を発揮します。フレームの中心でも端部でも、シャープで鮮明な画像と鮮やかでリアルな色合いを実現します。さらに、XCD 4/28PおよびXCD 4/45Pの同シリーズのレンズと比較して、XCD 3.4/75Pの開放絞り値はf/4からf/3.4に拡大されています。これにより、薄暗い環境下のポートレート撮影でより精細にディテールを捉えることが可能になり、魅力的なボケ味を演出できます。
多様な被写体を独自の視点で撮影する
XCD 3.4/75Pは、XCD Pシリーズ史上最長の焦点距離と最大の開放絞り値を実現した中判レンズです*。標準レンズと中望遠レンズの間に位置づけられる59 mmの焦点距離は、両方の利点を兼ね備えています。全身、半身のポートレート撮影や街角のスナップ撮影、静物撮影に適しています。長くなった焦点距離にf/3.4の開放絞り値を組み合わせたことで、柔らかく自然なボケ味が加わり、満足度の高いポートレート撮影が可能です。その性能は、大きな開放絞り値で知られるXCD 2.8/65レンズの性能にも匹敵します。
* 2024年11月時点のデータに基づいています。
軽やかさの中にあるエレガンス
XCD 3.4/75Pは、XCD Pシリーズのレンズに込められた新世代のデザイン言語を継承しています。フォーカスリングの周りに配された象徴的な「H」のロゴが、Hasselblad独自のスタイルを強調しています。重量はわずか398 g、長さはたったの71 mmで、XCD 2.8/65より45%軽く、24%短くなっており、ポートレート撮影や街角のスナップ撮影に最適です。
美しさに焦点を合わせる
XCD 3.4/75Pは、リニアステッピングモーターと小型軽量のフォーカスレンズ群を採用しています。フォーカスレンズ群が焦点位置へすばやく到達し、正確に停止することで、より応答性の高いフォーカスが実現します。XCD 3.4/75Pは、リニアステッピングモーターと小型軽量のフォーカスレンズ群を採用しています。リニアステッピングモーターがフォーカスレンズ群をより正確に制御することで、フォーカス精度が向上します。小型軽量のフォーカスレンズ群は、高速フォーカスを実現します。PDAF(位相差検出オートフォーカス)対応のXシステム、またはVシステムの中判デジタルカメラと組み合わせると、迅速で静音性に優れ、精密性と柔軟性を兼ね備えたフォーカス操作が可能です。静かで精密な設計で、息をのむ瞬間を捉えよう
XCD 3.4/75Pは、振動と騒音を最小限に抑えるコンパクトなリーフシャッターモジュールを備えています。これにより、静かな環境でも臆することなく撮影できます。さらに、リーフシャッターは最大1/2000秒のシャッター速度を実現し、高速で動く被写体を容易に捉えることができます。全シャッター速度でのフラッシュ同調撮影にも対応しており、フラッシュを使用して周囲の背景を暗くし、明るい日光の下でも被写体を強調するなど、優れた効果を実現します。
焦点距離 | 75 mm |
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換算焦点距離(24×36) | 59 mm |
絞り範囲 | f/3.4~f/32 |
画角(対角/水平/垂直) | 40°/32°/25° |
全長/直径 | 76 mm / 75 mm |
長さ(マウントから) | 71 mm |
重量(キャップ等除く) | 398 g |
フィルター径 | 72 mm |
被写体と像面間の最短距離 | 0.55 m |
最大撮影倍率 | 1:5.8 |
実撮影範囲 | 26×19 cm |
実効露出値 | 0 fストップ |
レンズ構成 | 10 群10 枚 1 枚の非球面レンズ 3 枚の異常分散(ED)レンズ |
フォーカスタイプ | インナーフォーカス |
入射瞳位置 | 像面の前52 mm |
互換性 | ハッセルブラッド X システム & 907X カメラ |