製品特長
主な仕様
もっと自由なフルサイズへ。その手に、洗練された創造力を
“Compact”をコンセプトに2020年に誕生した「α7C」に、第2世代となる「α7C II」が登場。α7Cのコンセプトである小型・軽量を受け継ぎながら、静止画・動画における撮影領域のさらなる拡大を目指し、さまざまな進化を遂げました。
どこへでも手軽にフルサイズの描写力を持ち運ぶことができるシステムでありながら、性能に一切妥協することなく、ソニーが培ってきた最先端技術を惜しみなく搭載。
“Compact”と高性能を両立し、これまでにない自由な撮影スタイルを実現します。
洗練された創造力をもたらすコンパクトボディについて
画質の美しさで選ぶなら、フルサイズ
デジタルカメラの心臓部である、イメージセンサー。このセンサーが大きいほど多くの光と画像情報を取り込めるため、より豊かな階調表現やリアルな色の再現が可能になります。
α7C IIでは、一般的なスマートフォンで採用されている1/2.3型センサーの約30倍の大きさとなる35mmフルサイズセンサーを搭載。
ソニーが誇るイメージセンサー技術を結集した有効最大約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーが、あらゆる被写体や撮影シーンにおける表現のクオリティーを圧倒的に高めます。
35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーについて
コンパクトボディに最先端のシステムを搭載
これまでαが培ってきた高いフォーカス精度と追随性をもつ像面位相差AFシステムに加えて、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)と、AI処理に特化した「AIプロセッシングユニット」を搭載することで静止画・動画撮影における処理能力が大幅に向上。有効最大約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーの能力を引き出し、高い階調表現や忠実な色再現性能、低ノイズ性能などを実現しています。
また、ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細な情報に基づいた、より高精度な被写体認識が可能になるだけでなく、動物や昆虫、乗り物など、より幅広い被写体を認識します(*)。
AIプロセッシングユニットについて
* カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります
コンパクトボディながら写真も動画も高性能な機能が充実
写真も動画も思い通りの雰囲気に仕上げられる10種類のプリセット「クリエイティブルック」や、シネマのようなルックを手軽に再現できるS-Cinetoneなど、好評のカラーサイエンスを搭載しています。動画撮影時にはユーザー好みのLUTをカメラモニターに表示できる機能にも対応。
また、コンパクトボディにも関わらず高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正を搭載し、静止画撮影時には7.0段(*1)の手ブレ補正を実現、動画撮影時には高性能な手ブレ補正「アクティブモード(*2)」など、クリエイティブな映像表現を強力にサポートします。
操作性においても、ファインダーやグリップのホールド性を改善しただけでなく、前ダイヤルや静止画/動画/S&Q切り換えダイヤルの搭載など、さまざまな機能がα7Cから大きく進化しています。
充実の動画性能について
*1 CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
*2 アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。記録方式が動画120p、S&Qモードの120fpsでの撮影時、アクティブモードは無効になります
α7C IIの性能を最大限に生かす、豊富なEマウントレンズラインアップ
「ソニー Eマウント」は、圧倒的な解像力と美しいぼけ味を高次元で両立している「G Master」を筆頭に、なめらかで美しいぼけ味が特長の「Gレンズ」や、忠実な色再現とヌケの良い透明感のある描写が特長の「ツァイスレンズ」をラインアップ。高い表現力に加えて、オートフォーカスのスピード性能や正確性はもちろん、動画撮影時のフォーカスブリージングやフォーカスシフトを低減します。
αの性能を最大限に生かす豊富なレンズ群が、撮影者の創造力を解放し、新たな表現の可能性を切りひらきます。
充実したミラーレス専用設計レンズについて
その他の特長
コンパクトボディにハイブリッド機としての高画質性能・“Compact”ボディに、ソニーが持つフルサイズのハイブリッド機としての性能を搭載
・有効最大約3300万画素のイメージセンサーと最新世代の画像処理エンジンで新しい映像体験へ
・有効最大約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー Exmor R(TM)
・高い処理能力を持つ画像処理エンジン BIONZ XR
・露出制御と色再現性の精度・安定性がさらに向上
・写真も動画も、カメラ単体で思い通りの表現が可能な「クリエイティブルック」
・7.0段(*1)高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正
・用途に応じて選べる最適なRAW画像サイズと細やかな画質設定
AIプロセッシングユニットによる高い認識性能と高速・高精度AF
・高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット
・リアルタイム認識AF(*)
・[姿勢推定技術を用いて人物を認識]
・[より幅広い被写体をカメラが認識]
・カメラが被写体認識してクロップするオートフレーミング(*)
・EV -4.0の暗いシーンでも高精度AFで被写体を捕捉
・最高約10コマ/秒のAF/AE追随連続撮影(*1)
優れた動画性能
・優れた動画性能
・最高60pの優れた4K動画記録
・シネマのようなルックを手軽に再現できるS-Cinetone(TM)
・4:2:2 10bit記録
・Log撮影とLUTの活用
・手持ち撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正アクティブモード(*1)
・リアルタイムトラッキングでフォーカスを維持
・撮影時の画角変動を抑えるブリージング補正機能(*)
・メタデータを使用したワークフロー
使いやすさを追求した設計
・スムーズで効率的な撮影のために設計された操作性
・手持ち撮影用の安定したグリップ
・撮影の自由度を高めるバリアングル液晶モニター
・約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー
・タッチで操作ができる直感的な新メニュー
・イメージセンサーのアンチダスト対応
・高い堅牢性を実現するマグネシウム合金ボディ
・防塵・防滴に配慮した設計(*)
幅広い接続性
・スマートフォンとの安定した接続を実現
・手軽に高品質なライブストリーミング
・撮影から制作までサポートするCreators' Cloud / Creators' App / Master Cut / Discover
充実したミラーレス専用設計レンズ
・α7C IIの新次元の性能を余すことなく引き出すソニー純正レンズ
・α7C IIの描写性能を最大限発揮する解像性能
・次世代のAF性能を最大限引き出すアクチュエーターと最適な制御
・動画時の手ブレ補正「アクティブモード」(*1)を最大限発揮
・動画撮影におけるプロの高い要求に応える、ソニーの革新的なレンズ設計
・G Master 圧倒的解像力×とろけるような美しいぼけ味の両立
・静止画と動画に、新たな基準となるような解像性能
・焦点距離12mmから1200mm(*)までをカバーする豊富なラインアップ
・α7C IIにおすすめの静止画・動画の両方でボディの性能を引き出す純正レンズ
・FE 20-70mm F4 GSEL2070G
・FE PZ 16-35mm F4 GSELP1635G
・FE 20mm F1.8 GSEL20F18G
・FE 50mm F1.4 GMSEL50F14GM
・FE 70-200mm F4 Macro G OSS IISEL70200G2
・その他おすすめのレンズ
環境配慮とアクセシビリティ
・機能性を保ちながらも、同時に環境配慮と省資源化を両立
・カメラ、デジタルカメラ商品における再生材の利用
・アクセシブルな機能
ILCE-7CM2L(ズームレンズキット)同梱レンズ
フルサイズ対応の小型・軽量標準ズームレンズFE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)
商品情報
主な仕様
・すべての仕様を見る●:対応
-:該当なし
一般仕様 | ||
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型式 | レンズ交換式デジタルカメラ | |
レンズマウント | Eマウント | |
撮像部 | ||
撮像素子 | 35 mmフルサイズ (35.9 x 23.9 mm)、Exmor R CMOSセンサー | |
カメラ有効画素数 | 静止画時: 最大約3300万画素、動画時: 最大約2760万画素 | |
総画素数 | 約3410万画素 | |
光学ローパスフィルター | ● | |
ホワイトバランス色温度設定範囲 | 2500 K - 9900 K | |
アンチダスト機能 | ● | |
静止画記録 | ||
画像ファイル形式 | JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.32、MPF Baseline準拠)、HEIF (MPEG-A MIAF準拠)、RAW (ソニーARW 4.0フォーマット準拠) | |
記録画素数 [3:2] | 35mmフルサイズ時 Lサイズ: 7008 x 4672 (33 M)、Mサイズ: 4608 x 3072 (14 M)、Sサイズ: 3504 x 2336 (8.2 M) | |
画質モード | RAW、JPEG、HEIF (4:2:0 / 4:2:2)、RAW+JPEG、RAW+HEIF | |
14bit RAW 出力 | ● | |
動画記録方式 | ||
圧縮形式 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 | |
音声記録方式 | LPCM 2ch (48 kHz 16 bit)、LPCM 2ch (48 kHz 24 bit)*1、LPCM 4ch (48 kHz 24 bit)*1 | |
フォーカス | ||
検出方式 | ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式) | |
測距点数 | 静止画時: 最大759点 (位相差検出方式)、動画時: 最大627点 (位相差検出方式) | |
検出輝度範囲 | EV-4 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | |
認識対象 (静止画時) | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | |
認識対象 (動画時) | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | |
その他の機能 | AF被写体追従感度 (静止画)、AF乗り移り感度 (動画)、AFトランジション速度 (動画)、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能、フォーカス位置の循環、フォーカスマップ (動画)、AFアシスト (動画) | |
AF補助光 | 可視光LEDによる補助光 | |
露出制御 | ||
測光方式 | 1200分割ライブビュー分析測光 | |
測光範囲 | EV-3 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | |
露出補正 | ±5.0 EV (1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能) | |
ISO感度(推奨露光指数) | 静止画撮影時: ISO 100 - 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800)、AUTO (ISO 100 - 12800、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 51200相当 (拡張: 上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 12800相当、上限/下限設定可能) | |
ファインダー | ||
形式 | 1.0 cm (0.39型)電子式ビューファインダー (XGA OLED) | |
総ドット数 | 2 359 296 ドット | |
倍率 | 約0.7倍 (50 mmレンズ、無限遠、-1 m-1) | |
視度調整機能 | -4.0 - +3.0 m-1 | |
アイポイント | 最終光学面から約22 mm、接眼枠から約19.6 mm (視度-1 m-1) (CIPA規格準拠) | |
ファインダーフレームレート選択 | STD 60fps / HI 120fps | |
液晶モニター | ||
形式 | 7.5 cm (3.0型) TFT駆動 | |
タッチパネル | ● | |
ドット数 | 1 036 800 ドット | |
角度調整機能 | オープン角: 約176 °、チルト角: 約270 ° | |
シャッター | ||
シャッター方式 | メカシャッター / 電子シャッター | |
シャッター速度範囲 | 静止画撮影時 (メカシャッター): 1/4000-30 秒、バルブ、静止画撮影時 (電子シャッター): 1/8000-30 秒、動画撮影時: 1/8000-1 秒 | |
フラッシュ同調速度*2 | 1/160 秒(フルサイズ)、1/200 秒(APS-Cサイズ) | |
電子先幕シャッター | ● | |
手ブレ補正機能 | ||
方式 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) | |
補正効果 (静止画時) | 7.0段 (CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時) | |
モード | 静止画: 入 / 切、動画: アクティブ / スタンダード / 切 | |
ドライブ | ||
ピクセルシフトマルチ撮影 | - | |
連続撮影速度*3 | Hi+: 最高約10コマ/秒 | |
連続撮影可能枚数*3 | JPEG Lサイズ エクストラファイン: 88枚、JPEG Lサイズ ファイン: 1000枚以上、JPEG Lサイズ スタンダード: 1000枚以上、RAW: 44枚、RAW+JPEG: 35枚、RAW (ロスレス圧縮): 27枚、RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 20枚、RAW (非圧縮): 18枚、RAW (非圧縮)+JPEG: 16枚 | |
電源 | ||
使用電池 | リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 | |
静止画撮影可能枚数*4 | ファインダー使用時: 約530枚、液晶モニター使用時: 約560枚 (CIPA規格準拠) | |
実動画撮影時*5 | ファインダー使用時: 約100分、液晶モニター使用時: 約105分 (CIPA規格準拠) | |
連続動画撮影時 | ファインダー使用時: 約165分、液晶モニター使用時: 約165分 (CIPA規格準拠) | |
本体内充電 | ● (USB Type-C端子で可。USB PowerDelivery対応) | |
USB給電 | ● (USB Type-C端子で可。USB PowerDelivery対応) | |
質量 | ||
質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む) | 約514 g | |
質量(g)(本体のみ) | 約429 g | |
外形・寸法 | ||
外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 約124.0 x 71.1 x 63.4 mm、約124.0 x 71.1 x 58.6 mm (グリップからモニターまで) |
*1マルチインターフェースシューで4ch出力および24bit対応可能なアクセサリーを使用時
*2ソニー製フラッシュ装着時
*3撮影条件や使用するメモリーカードにより異なります。
*4液晶画面をON、ズームをW側、T側、それぞれ交互に端点まで移動を繰り返し、2回に1回フラッシュを発光、10回に1回電源をON/OFFして、30秒ごとに1回撮影
*5撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返したときの撮影時間の目安。
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