【GIN-ICHIスタッフブログVOL.3】スタッフ直伝!キャリブレーションモニター選び方のススメ


みなさまこんにちは!

晴れ間はとても嬉しいのですが、花粉症が辛いです…
コロナウイルスの影響もあり、毎日マスクはしていますが
電車の中でくしゃみを我慢できなかった時の視線が痛いです…ハンカチも必須ですね。

さて、今回は
店頭でのご相談も多い、カラーマネジメントモニターの選び方のお話をしたいと思っています。

今GIN-ICHIオンラインショップ、スタジオショップでの決算セールでは
EIZO,BenQのカラーマネジメントモニターがお買い得となっております。
今使っているものも古くなってきたし買い替えたい。最近独立したので、新しくモニター欲しいなぁ。
と思っている方には、ぜひオススメしたいモニターですが
実際のところ、なかなかスペックを見比べるだけでは、自分にあったモニターが
探しにくいと感じることも多いのではないでしょうか?

ということで、店頭でご案内することも多い
選び方のポイントをご紹介いたします!



ポイント①:解像度

今は、様々な価格帯の中から、FullHDモデル、4Kモデルと選べるようになりました。
そんな中、よくいただくご質問が
『4Kモニターって必要?』というご質問です。
もちろんあったらいいのかもしれないけど、予算との兼ね合いもあるし。。。とお悩みの方は
この3つのポイントをご検討ください!

■高解像度のメインモニターをご使用でサブモニターとして使う場合
iMacなどを普段のモニターとしてお使いで、レタッチ作業用などのサブモニターとして並べて使う場合は
iMacなどは4Kや5Kなどかなり解像度が高いモデルもあり、FullHDモデルを使うと、差が激しくかなり見辛いです。

■映像制作で使う場合
今の時代4K映像は気軽に撮れる時代となり、さらにRAWやbit数の高い映像も、比較的気軽にチャレンジできる状況になりました。  
せっかく元がリッチなデータで撮っていても、編集時にそれを確認できないモニターで作業するのは、もったいないです!

■最終的に印刷物にする場合
最近ですと、Web媒体でしか撮った作品を使うことがない!という状況も増えてはきましたが
それでも、やはり自分の作品を出力したり、クライアントと印刷物ベースでのやりとりが多い場合
紙への印刷の解像度は、4Kの方が近いため、より印刷物を想定してのレタッチ作業がしやすくなります!

FullHDモニターでいいのか、思い切って4Kモニターを用意した方がいいのか?!
悩んでる方はぜひご参考ください。



ポイント②:キャリブレーションセンサー

EIZOから出ている最初に『CG』とついている型番のモニターは、キャリブレーションセンサーが内蔵しているモデルです。
一方で、BenQのモニターにはキャリブレーションセンサーが内蔵しているモデルは現時点(2020.3月)では、ありません。
センサー内蔵と外付けとで価格差もあるため、悩みどころですよね。

もちろん外付けのX-rite i1DisplayProなどを使えば
BenQでも、しっかりキャリブレーションはとることができ、常に正しい色で見ることが可能です。
しかし、EIZO CGシリーズは内蔵しているため、例えば月に1回「第3日曜日の夜中3時からキャリブレーションかける」と設定しておけば
なんにも気にすることなく、定期的に自動でキャリブレーションを取っておいてくれます。

めんどくさがりさんには、キャリブレーションセンサー内蔵モデルがおすすめです!笑



ポイント③:モニターサイズ

またよくあるご質問で多いのが、31インチモニターって大きいですかね・・・?!というお問い合わせです。
これもみなさまの、机の作業スペースによるので、なんとも言えないところではあるのですが
もちろん、モニターが大きければ大きいほど、モニター内での作業スペースが広がりますし
モニターが大きいことで、例えば使っているアプリケーションのUI表示が変わったりもするので、
作業はしやすくなります。
とは言え、大きすぎても首や目が疲れてしまったり。。。ということもあるので
ぜひ大きさでお悩みの際は、各種展示機がございますので、店頭で実際のサイズをご覧ください!!

その他にも、最近はUSB Type-Cだけで接続できるモデルや
映像制作に合わせた表示切り替え方式がついていたり、キャリブレーション時間の違いや
ムラ補正回路の有無など、判断に迷うポイントがたくさんありますよね…ぜひ、店頭でもお気軽にご相談ください!




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