【GIN-ICHIスタッフブログVOL.41】DaVinci Resolve 2DAY Color Training Tour 2020スペシャルレポート!


こんにちは!

なかなか梅雨から抜け出せないですね。。。
お洗濯物がなかなか進まず悩みどころです。

全国各地で、雨による被害が多数出ているようです。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
皆様もくれぐれもお気をつけください。

さて、今回は
今年2月からスタートしたDaVinci Resolve 2DAY Color Training Tour 2020を、レポートしていきます!




2月22日、23日に広島からスタートし、
3月に福岡、名古屋
4月に仙台、東京と続く予定だったものが、コロナで中止、延期となり
先日7月1日、2日で、改めて東京での開催をいたしました!

ビデオグラファーとして
様々なジャンルで活躍し、Blackmagic Design認定トレーナーとしても各地でファンも多い鈴木佑介さんが主催した本トレーニングツアー。
GIN-ICHIスタジオショップは、機材展示として協力させていただきました♪

ところで、皆様は
DaVinci Resolveというソフトをお使いいただいたことがあるでしょうか?
メーカーホームページから、無償版がどなたでもダウンロードでき、期限もないため、ぜひ一度触ってみてください。

有償版はこちら

長年ポスプロなど、CMや映画業界でも広くカラーコレクションソフトとして、定番で使われてきたソフトウェアではありますが
近年は、カット編集や音声の編集でもストレスなく使えるようになり、Adobe PremiereやMacのFainal Cut Proなどに並び
使用している!という声も聞くようになりました。

とはいえ、やはりDaVinci Resolveの一番の魅力は わかりやすいUIと細部までこだわることもできる長年のノウハウの詰まったカラーページです。
今回のトレーニングツアーでは、ゼロベースでも始められるDaVinci Resolveのカラーページのトレーニングを行いました!
では、早速どういったトレーニングだったのかレポートしていきます!



*映像に関する予備知識から


まずは、実際のカラートレーニングに入る前に 最近様々なカメラで、様々なフォーマットのフッテージが作れるようになったことで
迷いがちな、RAWやlogなどの予備知識を学んでいただきました。


(2020/3 福岡開催時写真)

10bitや8bitの違い、4:2:2や4:2:0の違いで、データがどのように変わるのか、
よく言われる4:2:2 10bitだと、何が優位なのかを 座学で予備知識として受講していただくと、これから自分でカラコレをしていくデータに
どういった違いがあるのかを知った上で、学んでいくことが可能になります!



*早速触ってみよう!


今回は、ゼロベースでも学べるように
講師鈴木さんから配られたフッテージの中には、それぞれの機能が
カラコレを行う映像にどのように影響されるのかが、わかるようなフッテージも用意されています!

コントラストの付け方ひとつでも
それぞれ自分の感覚にあったやり方を選べるDaVinci Resolveの中で
どの機能が、どのように反映され、自分の中で最短で目標の絵を作り出すことができるのか
レフトパレット、センターパレットを、ひとつひとつ解説しながら作業をすすめて行きました。

また、DaVinci Resolveを使う中で重要になってくる スコープの見方なども、丁寧に解説されています。 ここからは、怒涛の特訓です!! 1日目だけでも60個を超える、サンプル映像のカラコレを リアルタイムで鈴木さんがその場で作業していき、 各参加者の方の目の前に出されたEIZOモニターに映し出しています。 それを参考に、参加者の方には 各々自分のPCでの作業をしていただきました!


(2020/2 広島開催時写真)

このような形で
1日目は、ノーマライズと言われる『適切な明るさ、色に持っていく』作業や カラーマッチ、RAW現像の仕方、LUTの使い方と作り方などを学んでいただきました。



*2日目はさらにステップアップ!


ノーマライズの作業が中心だった1日目からステップアップし
演出の部分にあたる『セカンダリグレード』を学んでいきます。

もともとの映像に、照明演出を加えたり、季節や時間帯を変えたような印象の絵作りをしてみたり、
より『色による演出』を深掘りしていくことで、自分ならではのルックを作り出せるようになります!

こちらも40近いフッテージを使いながらの説明、実践のため
知識として得たものを、繰り返し自分の手を動かして作業することで
より深い理解を得られる内容となりました!


(2020/7 東京開催時写真)

*機材展示で一休み


今回は、
EIZOモニター、Panasonic S1H、DJI RONINシリーズ、TILTAリグ、SIGMAレンズなどをはじめとした
ビデオグラファーに人気の高い機材を展示させていただきました!



その中でも、人気だったのが
ブラックマジックデザインのDaVinci Resolve Mini Panel

通常でも銀一スタジオショップ店頭では、
DaVinci Resolve Micro Panelは展示しておりますが、
実際にトレーニングの中で
キーボードと、マウスを使い、細かい作業を繰り返し繰り返し行ってきた最後に
鈴木さんがMini Panelを使い、
ものの数十秒で、何分もかけていた作業を、目の前でデモンストレーションすると
「すごい!」という歓喜と、今までの時間はなんだったんだ…という絶望のため息が、毎度聞こえてきました。笑



*今回のトレーニングツアーを終えて


このブログを読んでくださっている、多くのカメラマンの方が感じているように
映像の中の”色”で伝えることのできる情報はとても多いです。
普段スチールのお仕事でも、被写体の色の再現や、レタッチの際の色の現像の部分は、多くの神経を使っているのではないでしょうか?

それは、動画になっても同じことが言えます。
スチールフォトグラファーとして、誰よりも”色”の部分に関して、敏感にお仕事をされてきた皆様にとって
カラーコレクションは、知識や技術として身につけておくことで
誰よりも強みになりえる部分だと感じています。

DaVinci Resolveというソフトウェアは、
見た目こそ、馴染みの少ない、一見すると難しそう…と感じてしまいがちではありますが
実際には、それぞれの機能さえ理解していれば
Lightroomでの現像のように、カラー調整を楽しむことが可能です。

写真のように
ライティング効果を引き立たせ、目立たせたいものを膨らませ、目立たせたくないものを落ち着かせ
より、視覚に訴える”演出”を作り出すことができるのが
DaVinci Resolveというソフトです。

いかがでしょうか?!
今回のツアーは、先日の東京で終了となりましたが
今後も、まだまだ企画中です!

色々な情報を頭に詰め込み、脳の内側からぐわーーっと熱くなる感じを楽しみたい!
とお思いの方!
ぜひ、次回をお楽しみに♪



*<番外編>銀一スタジオショップでのセミナーにおける新型コロナウィルス感染拡大予防対策について


今回、東京での開催にあたり
新型コロナウイルス感染拡大予防のため
ご参加者、講師、スタッフの入室時の検温、入退室の際の手指消毒ご協力のお願いのほか
会場では
常に窓、ドアを開け、換気を行いました。



また、ソーシャルディスタンスを保った、座席の配置
講師席の前に、飛沫拡散防止用シートの設置を行いました。



そのほかにも、こまめな展示機材の消毒と
開催前後での、モニター、テーブル、椅子をはじめとした共用部分の消毒を行いました。

今後も、すべてのお客様、セミナー受講者の方に、安心してご来店ご参加いただけるよう
様々な対策を行ってまいります。



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