【GIN-ICHIスタッフブログVOL.48】Profotoフード出張撮影セミナースペシャルレポート!


こんにちは!

だいぶ寒くなってきましたね…
個人的には、出勤時に駅まで10分以上歩いているため
電車の中だけ暑く、着る服に毎朝悩まされています。
みなさまも体調管理にはお気をつけください!

さて、
今回は、先日開催した
『2020年10月13日(火)テイクアウト需要にも対応!フード出張撮影セミナー』のレポートをしていきます!

今回は、このコロナ禍になり
初めてのオフラインでのセミナーとなりました。
そのため、人数も5名と最小限に絞り、開催いたしました。
ご参加いただきましたみなさまありがとうございました!

みなさまは、
コロナ禍により、お仕事に変化が出ましたでしょうか?
GIN-ICHIスタジオショップでも、少しずつご相談内容に変化が出てきました。
もちろん今の時代に合わせ、配信をやりたい!などのお問い合わせが急増したり…という変化もあるのですが
テイクアウト需要に合わせ、飲食店でのメニュー撮影の案件や、
Go To EATのキャンペーンに合わせて、掲載サイトに載せるためのメニュー撮影をしてほしい!という案件が
増えた!というお話も聞きます。

しかし、今までフード撮影を専門にしてきたわけではないので
どういったストロボを使ったらいいか、どういったライティングをしたらいいのか
など、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
そういった声にお応えし、今回は、
出張で店舗に行った際の、フード撮影のライティングのセミナーを開催いたしました!

講師には、食の総合プロデュースのスペシャリストが集まる株式会社ヒューより 大野さんにご登壇いただき、
実際に現場で行う”プロ”の仕事をたっぷりと見ていただきました♪

まずは、はじめに
少しだけ座学として、フード撮影の際のライティング、構図、アングルの基礎などを
学んでいただきました。
たくさんの作例を見ながら、普段何気なく見ているフード写真を紐解いていき どういった光の当て方で、様々な食べ物の見え方が変わるのか
ちょっとしたアクセントで、より魅力を感じさせるのかが、理解できる内容でした!



そのあとは、みっちり撮影のデモンストレーション時間です!

今回は、まず高級デパ地下お弁当の撮影から始めました。
実際に撮影を始める前に
中に入っている具材を、どう見せるのか
のちのレタッチのことも考えながら、丁寧に、お弁当の中を整えていきます。

今回は、最初に2段になっているお弁当の撮影から始めたのですが
1段目を手前にするのか、2段目を手前にするのか
煮物の中で、どれを手前に出すのか
具材をどういう向きで配置するのか
など、一つずつ解説がありました。
まずは、1灯ProfotoB10を使ったライティングからはじめ
スポットで当てたい部分にA10を足していくとどうなるのか?!というところを
実演しながら、見ていただきました。


また、ライティングで作り込む部分と
のちのレタッチで追い込む部分を、実際に、大野さんがクライアントの前で行なっている
見せ方なども、実演がありました。


そのあと、1段のお弁当の撮影では
切り抜き用だけでなく、背景を変えて、より高級感や特別感を出すライティングの
Tipsなどを盛りだくさんでデモンストレーションいたしました。


次に、セットメニュー撮影のデモンストレーションを行いました。
背景紙には、GIN-ICHIスタジオショップでも販売している
壁紙を使い、壁紙での印象や、見え方なども見ていただきました。
また、撮影当日は曇り且つ夕方でのデモンストレーションだったため
なかなか自然光を生かしたライティングは難しかったですが、窓際を使った撮影のテクニックは
勉強になりました!



セットメニュー撮影の際、
なかなか専門ではない、カメラマンが悩みがちな構図の作り方は
淡白になりがちな料理に動きを加えたり、アクセントを入れたりすることで
見える印象の違いなども体感することができました!


また、新しくA10が発表になったことで
B10、A10での本格的なライティングをしたものをスマートフォンでも撮れるようになりました!
一番最後に、スイーツの撮影を、スマートフォンで行なったのですが
実はこれが一番盛り上がりました。笑

全てのお仕事がスマートフォンでできるわけでは、もちろんないですが
今までカメラでしか表現できなかったライティングを、
スマートフォンで手軽に再現できるという新たなページは、カメラマンにとっても、新たなフェーズになるかもしれません。

今回は、少人数制ということもあり
随時たくさんの質問をいただきながらの撮影は
なかなか他の方の撮影現場に入ることも少ないため、
細かな機材や、使用するもの一つ一つに
意味があり、自分の撮影に落とし込めるTipsが盛りだくさんだったのではないでしょうか?!

ライティング一つにおいても、こういう食材の時は、どこをメインで当てたらいいの?
アクセサリーはなにが必要なの?どういう設置が、現場での負担が少なく、クライアントに満足してもらえるのか。
など、悩む部分も、もちろん多いですが
今回のセミナーでは
現場にどういった準備を持っていくのか、
事前にどんなことを把握しておくべきのか、
クライアントと、どういったコミュニケーションをとることで、現場がスムーズになるのか。
なども、細かく体験を元にしたお話しがあったことで
現場で焦ることのない、お仕事のワークフロー全体を学んでいただけるセミナーになりました!

なかなか、たくさんの方に参加していただくセミナーは難しい時代ですが
また開催していきたいと思っておりますので、
ぜひ、ご意見があれば、店頭スタッフまでお声がけください♪

また、今回セミナー内で使用したProfoto製品は
アクセサリーも含め、GIN-ICHIスタジオショップ店頭でもお試しいただけます!
ぜひ、ご来店お待ちしております♪



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