【GIN-ICHIスタッフブログVOL.63】Profoto Aシリーズの可能性を広げよう!


最終更新日:2021.5.19

こんにちは!

ぐぐぐっと気温も上がってきて 日中汗ばむ日も出てきましたね。
またここから梅雨に入るのか….と思うと気が重くなりますが
体調に気をつけて、しっかり乗り切っていきましょう!

さて、今日は
Profoto Aシリーズ関連のお話をしたいと思います!
すでに、お使いいただいている~という方も多いかもしれませんが
昨年発売されたA10は、ご存知でしょうか?
2018年に『Profoto A1』が発売され、早3年!
すでに、多くの方にAシリーズをご利用いただいております。

そこから、昨年発売されたA10は
さらなる進化を遂げ、また新しくアクセサリーも発売しています。
今日は、A10を始めとするProfotoのさらなる活用法をご紹介していきます!



*A10って何?!A1と何が違うの??


現状Profotoからは、
2019年に発売したA1X


昨年発売した、A10

の2種類がAシリーズとして販売しています。

A1XとA10の大きな違いとしては、
Bluetoothでの接続ができるかどうかです!
Bluetoothでの接続ができることで、Profotoのアプリケーションが
使えるようになりますが
Air Remoteあるし、Profotoのアプリケーションの必要性が…と思う方も
多いかもしません!
そんな方に!Profotoアプリのご紹介をいたします。



*可能性がぐっと広がる!Profoto公式アプリを使いこなす


すでにB10やA10などをお使いの方も多いと思いますが
Profotoアプリはダウンロードされていますでしょうか?
まだ、という方はぜひこの機会にダウンロードしてみてください!

まず、Profotoアプリで何ができるか…というと
コントロールのすべてができます!笑
すべてというと、難しいですが
例えば、光量の調節や、グループ分け、ヘッドのON/OFFなど
視覚的に操作をすることが可能です。

すでに導入している方もいらっしゃるかもしれませんが
今回は、ダウンロードのところからどういった操作ができるのかまでをご紹介いたします!

まず、こちらからダウンロードしてください。
(今回はiPhoneでの使用になります。)

『Profoto』で検索すると、こちらのアプリが出てくるのでダウンロードしてください。


ダウンロードしたアプリを開くとこういった画面になります。
ここで、会員登録をされていればそのメールアドレスとパスワードを。
されていなければ、登録し、ログインしてください。


ログインすると、通信可能なBluetoothで接続できるProfoto製品が一覧で出てきます。
そこで、接続したい機種を選びタップします。

もうこれで完了です!


この画面まで、きていれば、その機種をアプリケーションで操作することが可能です。


この画面の様に
出力の調整を、数値を確認しながら動かすこともできたり
モデリングのオンオフ、光量や、B10の場合は色温度の変更なども可能です。

とはいえ、
特にAir Remote TTLをすでにお使いの方など

なかなか撮影中にいつもスマートフォンで操作はちょっと面倒…と思いがちですが
Air Remoteは、通信が1方向のため、Air Remoteで出した情報でストロボ本体を操作はできても
ストロボ本体の状態を、手元のAir Remoteで確認することはできませんでした。

そのため、撮影しながら、
例えばトップライトに使っていたり、逆光ライティングで被写体の裏側に設置している場合など
すぐにストロボ本体を確認できる状態にない場合
Air Remoteだけで操作していると、実際に今ストロボを何Wsで使用しているのかがわからなくなってしまいました。

しかし、これがあれば、
たとえ天井にセッティングしたトップライトでも
遠く離れた場所にセッティングしたストロボでも
手元で、今どれぐらいのパワーで出力しているのか
他のライティングとのバランスを数値で見ながら、管理することができます。 また、Profoto Connect

意外と、こちらをお使いになりながら
このアプリケーションを活用されていないという方もいらっしゃいます。

基本こちらのConnectは、
このアプリケーションと連動し、使うためのものとなっており
Connect本体には、操作をするボタン等がないため
ぜひ、まだ単純に発信機としてしかお使いになっていない方は
こちらのアプリケーションでより、活用していただければと思います!

また、このアプリケーションを使うことで
操作以外にも3つのメリットがあります!!

まずは、
『本体のファームアップが自動でされる』という点です!
今まで、数多くのProfoto製品のファームアップを行う場合
付属しているUSBケーブルでPCとつなぎ、Profotoのサイトからダウンロードしてきた最新ファームウェアを読み込ませる作業が必要でした。
そのため、なかなか必要にかられないと、行う方も少なかったと思います。
ですが、
このアプリケーションに対応している機種であれば、電源を入れ、
Bluetoothで接続すると
自動でファームウェアのアップの警告が出て、そのまま指示に従うだけで、最新ファームで常に使用することが可能です。
ほんの数分でおわりますので、たとえ撮影のロケ先であっても、負担になることもありません!

2つ目のメリットが
ストロボのライティングで、スマートフォンでの撮影が可能になるという点です。
もちろん、なかなかスマートフォンでの撮影だけでのお仕事はないかもしれませんが
例えば、急ぎでクライアントに確認を送りたい場合や
クライアントが同席している撮影で、クライアントのスマートフォンでも撮影したい場合
そのままスマートフォンで撮影してしまうと、せっかくストロボでライティングを作り込んでいても
その絵は、スマートフォンで撮ることができませんでした。
しかし、このアプリであれば、カメラでの撮影用にライティングしたまま、スマートフォンでも撮影ができるため
カメラで撮影したあと、スマートフォンで撮影し、そのままLINEなどのアプリケーションで誰かに送るなども
可能です!
スマートフォンで撮影できる必要ある…?となりそうな機能ですが
特にコロナ禍で、クライアントとリアルタイムでオンラインでのやり取りが増えた今だからこそ、
使ってみると、意外と現場で便利な機能です!

3つ目のメリットとして
Bluetooth接続が可能になったことで、今までAir Remoteシリーズではできなかった、本体のチャンネル設定変更ができるようになっています。
Profotoの通信システムは、かなり安定しているので、なかなか混線するということもありませんが
例えば、複数セット、近くでセッティングしている場合など、チャンネルが混線してシンクロしなくなってしまった!という際にも、手元で確認しながら、チャンネルを再設定することが可能なため、迅速にトラブルシューティングをすることが可能です。
慌てがちな撮影現場で、自分で確認しながら、操作できるという安心感は、一つのメリットとして、大きいのではないでしょうか?!

上記では、iPhoneでのセッティングをご案内しましたが
もちろAndroid版のProfotoアプリも出ています!
Androidユーザーのみなさまも、ぜひお使いいただければと思います♪

Profoto Control (for Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.profoto.freke



*Aシリーズは、OCFアダプターでクリップオンからスタジオストロボへ。


Profoto シリーズは、各社カメラメーカーから発売しているクリップオンストロボのように
ホットシューの上に搭載してつかことも、もちろんできます。

ですが、Aシリーズの魅力は、Off Cameraで使った時にも発揮します!
スタンドに取り付けることで、自在にライティングができ
様々なアクセサリーとの組み合わせで、Profotoの他のスタジオストロボと、統一された環境下で使うことが可能です。

また、昨年発売となりましたOCF Adapter

こちらOCFアダプターとの組み合わせによって
Profotoの多くのアクセサリーが、使えるようになります!!

Aシリーズは、通常のクリップオンストロボとは違い、発光面が丸型のため
綺麗なライティングが可能ですが
通常のProfotoストロボよりも、発光面が小さいため、拡散した光を作るためには、工夫が必要です。
しかし、このOCFアダプターを使うことで
例えばソフトボックスなどのアクセサリーが使えるようになるため、
大きな面での発光も可能です。

(画像は、GIN-ICHI(ギンイチ) Profoto A1/A1X用スピードリングアダプターマウント GP1097を使用しています。)

もちろん、通常通り被写体の横や正面などにおいてお使いいただても良いですが
AシリーズとこのOCFアダプター、そしてソフトボックスの組み合わせのおすすめ活用法としては
トップライトです!!

A1の灯体自体が、通常のストロボと比べかなり軽量のため
大きなブームスタンドを用意せずとも

こういった、手軽なブームスタンドでも簡単に固定することができます!


また、トップライトの際、なかなか天井高が稼げない、マンションや、会議室など、
スタジオではない部屋では
通常のモノブロックストロボをつけてしまうと、ストロボ自体で2~30cmほど天井に余裕が必要になります。
しかし、A1であれば
通常のストロボよりも、天井ぎりぎりまで上げることが可能なため
なかなか天井高がない部屋でも、目一杯高さをフル活用することが可能です!


いかがでしょうか?!
Aシリーズは、最大出力76Wsと、光量が小さく
あまり多様性がない。と感じていらっしゃる声も聞くことがありますが
活用次第では、B10以上の大きなスタジオストロボよりも、幅広くご活用いただくことができるストロボです!


店頭では、多数のアクセサリーも含め、実機でお試しいただけますので
ぜひ、お手にとってお試しいただければと思います!
ご来店お待ちしております。



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