【GIN-ICHIスタッフブログVOL.76】CFexpress TypeBの新時代!重要なスペックを押さえよう!



最終更新日:2022.2.2

こんにちは!

寒い日が続くので、合わせて夕飯も鍋が続いてしまいます…笑
野菜が多いからヘルシー!と言い訳してますが、食べ過ぎちゃうので意味がないですね…
作り過ぎないよう頑張ります…

さて、今日は
今話題のCFexpress Type Bカードについてご紹介したいと思います!

一昨年発売ぐらいの機種から、メインで使われるようになってきた
比較的新しい記録メディアのCFexpress Type Bカード。
最近では、EOS R3やNikon Z9でも採用されており、SDカードから乗り換えなければ…という方も増えているのではないでしょうか?
しかし、
市場規模の大きいSDカードに比べ、かなり値段が張るCFexpress Type Bカード。
SDカードのように使いたいけどなかなか…という方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために!
今月1月28日に発売のAngelbirdのCFexpress Type Bカードをご紹介したいと思います!






*まずCFexpress Type Bカードとは?どうしてSDカードじゃないの??


まず、CFexpressというメディアについて、少しおさらいしたいと思います。
サイズ的には、SDカードよりも大きく、分厚くなっています。
XQDカードと形状は同じで、多くのカメラで互換性があります。
XQDカード仕様のカメラであっても、Nikon Z 6/Z 7などのカメラでは、ファームアップでCFexpress Type Bカードに対応している場合も多くあります。
そんなCFexpress Type Bカードですが、その最大の特徴は、書き込み・読み取りスピードの差です。

現状SDカードの近年主な流通種である
UHS-Ⅱが読み出し300MB/s前後、書き込み280MB/s前後程度ものが多い中
CFexpress Type Bカードでは、読み出し1600~2000MB/s、書き込み800~1600MB/sのものが多く出ています!
これにより、4Kや8Kなど大容量データの書き込みがスムーズになり、また、高速連写などの際にも、カメラのバッファがいっぱいになっても直ぐにクリアされるので、レスポンス良く撮影を続ける事ができます!

そのため、近年発売されるミラーレスのハイエンド機には多く採用されています。




*高くて手が出ない!CFexpress Type Bカードに終止符?!エンジェルバード期待の新機種


超高速書き込みをしつつも
カメラ内に入れることが可能なサイズのCFexpress Type Bカード。 カメラの最高性能で使用するために欠かせないメディアではありますが 一方で一般的に256GBで5万円越え、128GBでも3万円から!!と言われてしまうと
今までSDカードを何枚か揃えて使用してきたカメラマンにとっては、
複数枚揃えるだけでレンズが買えてしまいそうな値段感に、やはり躊躇してしまいますよね…

そんな中、
一昨年、このスタッフブログでも特集させていただいた
エンジェルバードから期待の新製品が発表されました!!
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.24】 絶対的安心感!Angelbird SSDの魅力を徹底解剖!

それがこちら





何と言っても
目を引くのは、この価格!
これであれば、数枚揃えられる!!と思っていただける方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、価格が低いってことは性能が低いのでは…と不安になる方もいらっしゃるのではないかなと思います。

同じエンジェルバードの従来からある既存のCFexpress 512GB





こちらが、約7万円ですので
どこに差が…と思われても不思議ではないと思います!

そのワケは
『書き込み速度』の差です。
読み出しスピードに関しては、約1700MB/sとほとんど差はありませんが
書き込みスピードは既存の方が1500MB/sに対し、SEのほうが850MB/sとなります。

そうなってくると、えー・・・結局最新機種では使えないのかな…?と思う方もいらっしゃると思うのですが
実際、現状で発売されているミラーレス一眼レフカメラの使用であれば全く問題ございません。

またエンジェルバード は、発売前に
様々な機種で使用検証をしております。
https://dirigent.jp/angelbird/av-pro-cfexpress-se/
こちらメーカーサイトとなりますが、Nikon Z9についても検証確認しているとの記載があります。
ですので、安心してお使いいただけます!




*記録メディアの持続性能ってなに?どうして必要なの?


今回発売となった、エンジェルバード AV PRO CFexpress SEは 単純にスペックを下げて値段を下げた。というわけではございません。

みなさま、記録メディアにおける
記録持続性能というものを気にされたことがありますでしょうか?

ほとんどのメディアが
パッケージに書かれた数値は、そのメディアの最大速度を記載していて 持続速度については、記載がなかったり
パッケージの裏などに細かく書いてあったとしても、
読まれない方が多いのではないでしょうか?

記録持続速度とは、記録中に継続して維持できる速度の事で、特に動画撮影では重要です!
どうしてかというと、動画撮影では大きなデータを連続して記録し続ける必要があるため、持続速度が低いカードではコマ落ちが生じてしまうからです。
エンジェルバード の製品は独自のStable Stream(TM)という転送安定化技術が備わっていて、高い持続速度を保ちつつも、カードの全容量を使い切るまで安定した動作を実現しています。

大半のメモリーカードは、
空の状態(なにもデータが入っていない状態)が
一番スピードが早く、カード容量が埋まれば埋まるほど記録性能は落ちていく傾向があります。

つまり、
メディアが空の状態時は
カメラの最高スペックで使用できていたのに
メディアがいっぱいになってくると記録できない、コマ落ちしてしまうことがある...
写真であれば、バッファ時間が長くなってくる…
という体験、実はされている方も多いのではないでしょうか?
それは、持続記録性能が低いメディアだからかもしれません。

ここで、下記のグラフをご覧ください!
AV PRO CFexpress SEの記録持続速度は800MB/sあるので
EOS R5での8K RAW 30p動画記録(必要速度:325MB/s)にも十分に対応できます。






このように、AV PRO CFexpress SEは「必要十分な記録持続速度」と「512GBもの大容量」を兼ね備えた、
とってもバランスの良いCFexpress Type Bカードで、殆どの方におすすめできます。ぜひご検討ください!



*高速連写をしたいからもっとスピードが欲しい!という方の決定版


とはいえ
Nikon Z 9などの最新カメラ機種の超高速連写を活かしたい
スポーツや、野鳥などの素早い動きをする被写体を撮影される方には、こちら!





さきほどのAV PRO CFexpress SEとはちがい
記録持続性能でも、読み出し1785MB/s、書き込み1480MB/sの性能を誇るAV PRO CFexpress SX。
Nikon Z 9でもRAW ロスレス圧縮 秒20コマの撮影をするために必要な1200MB/sをクリアしています!






160GBと、少し容量は小さめですが
この価格であれば、複数枚揃えられる!という方もいらっしゃると思います!

そして、ここでご紹介したいのは
エンジェルバードの安全性についてです。

どんなに早く記録できても、どんなにスピードが持続しても
メディアの安全性がなければ、安心して使うことはできませんよね。

以前のブログでもお伝えしましたが
エンジェルバードの最大の特徴は、その安全性に対しての極端とも言えるこだわりです!

マイナス10度~70度までの温度環境でも使用でき
使用状況によって働く温度管理機能の搭載により、使用中の発熱によってデータが損傷してしまったり
コマ落ちしてしまったりという状況から守ってくれます!※
また撮影中に、急に電源が落ちてしまってデータが破損してしまった!!ということがないように
そういった場合はカードを安全にシャットダウンさせ、データを守ります。※

※いずれも100%の効果を保証するものではありません。

このように
プロの現場で、トラブルが起きないように
最善を尽くされたメディアブランドのエンジェルバード。
シネマカメラメーカーのARRIとREDがエンジェルバードのメモリカードをオプション品として採用しており、要求が厳しい映画撮影の現場でも使われています。






いかがでしょうか?!
ぜひ、CFexpress Type Bカードをお探しの際は
AV PRO CFexpress SE、AV PRO CFexpress SXを、ご検討の一つに入れていただければとおもいます!

スタジオショップにデモ機のご用意が御座いますので、気になる方はカメラをお持ち込み頂ければお試し頂けます!
自分の使用しているカメラでちゃんと使えるか、熱はどんな感じか、どこまで連写できるのか?!など、
ぜひ、店頭でお試しください!



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