【GIN-ICHIスタッフブログVOL.114】お手元のジッツォをリフレッシュ!メンテナンスキット活用法



最終更新日:2023.11.6



こんにちは!

もうすぐ健康診断があるので、それまでに痩せようと思っているのですが...
今年焼き芋にハマってしまい、ご飯を減らした代わりに焼き芋を食べてしまい
本末転倒になってしまっています...


さて、今回は
先日発売となった、『ジッツォ』新製品のお話です。

ジッツォというと
すでに持ってるよという方も多いと思いますし
ちょっとお高いけど、間違いない三脚!という印象の方も多いのではないでしょうか?

そんなジッツォから
新製品でなにが出たのかというと….

なんと『メンテナンスキット』が出ました!!

どういうことー?!とお思いの方もいらっしゃると思うので 早速ご紹介していきます♪








*ジッツォってどんなブランド?三脚がすごい?



まずは、ジッツォを知らない方にも知っていただくきっかけになればと思い
簡単ですが、ジッツォのご紹介をしていきたいと思います。

GITZO(ジッツォ)とは
1917年にフランスで生まれたブランドで、
もともとはシャッターユニットをはじめとしたカメラ用品を様々製造するメーカーでしたが
1950年代に三脚が生まれ、その後
写真を撮る人なら誰でもが知る一流三脚ブランドとして成長しました。

フィルム時代のジッツォ三脚というと
すごく大きく重たく、でも超精密で堅牢性はバツグン!!!という製品イメージの方
まだまだいらっしゃるのではないでしょうか?
スタジオショップの店頭でも、時々当時のジッツォ三脚の中古品が出ると
スタジオでがっしり精度高く構えたい。という商品撮影をされるカメラマンさんがすぐに見つけて
お嫁に行く、いまだに人気の三脚の一つです。

そんなジッツォですが
時代変化にも合わせ、軽くて丈夫なカーボン三脚が登場し、
スタジオ撮影、ロケ、風景問わず、その精度と完成度で 今の定番品として名高いブランドになっています。

もちろんカーボン製の足だけではなく、
雲台の精度も魅力で、





こちらのシリーズでもある
システマチックは、
最大30kgの耐荷重だけでなく、幅広いラインナップの全伸高や
操作性などでも、魅力を発揮し
商品撮影だけでなく、複写などより精度を求められるシーンでも愛用されています。 また





こちらのマウンテニアシリーズは
携帯性と堅牢性を、究極まで突き詰めた
世界中のカメラマンから憧れ、また愛用されるシリーズです。





こちらのトラベラーシリーズでは
よりコンパクトに軽量に設計され
逆折れ式の足の折り畳みで、普段の持ち運びでも負担を感じさせない
デザインと機能性で人気となっています。

ちなみに、
このジッツォの三脚ですが
今まで通常製品保証が1年だったところ
2年になったことをご存じでしょうか?!
さらに!!!
ご購入後製品登録するだけで、追加5年の保証が延長され、なんと、7年も保証がつくんです!
安心して、長くお使いいただけますね♪

https://www.gitzo.com/jp-ja/support/warranty-terms-and-conditions/

こちらのサイトから、簡単に登録が可能になっておりますので
ぜひご購入いただいたら、まず先にこちらのご登録を進めていただければと思います♪


このように、様々なラインナップがあり 撮影シーンや、スタイルに合わせてお選びいただく形となっておりますが では、今回新製品の 『メンテナンスキット』とはなんなのか?! ご紹介していきます~♪





*パーツ無くしてしまった?!そんな時は、このメンテナンスキット!



GITZOの三脚
触ってみると、その滑らかさと、精度で
一度使ったら、もう手放せない!!!という方も多い製品ですが

やはりこの完成度ゆえ、お値段もしっかり…
なかなか気軽に買い替えられる値段ではないですよね。

でも、三脚という特性上
持ち運んだり、現場で使ったりすると
壊れてしまったり、気が付いたらパーツがなくなってしまっていた…という件
ある方も多いのではないでしょうか?

そんな方に朗報です!!!

なんと、今回ジッツォから発売された新製品
メンテナンスキットには、
無くしがちな石突や、分解した際に壊しがちなインナーパーツなど
まるっと入っています!

無くしてしまったパーツがどれなのか…展開図等から探す必要もなく
まるっと新しくできるので、
長年使っていて、色々ガタがきている…という方にもおすすめです♪

メンテナンスキットですが
お手持ちの三脚にあわせ、それぞれご用意があります!

例えば





トラベラーシリーズの
・GK2545T-82QD トラベラー三脚GT2545T+雲台GH1382QDキット
・GT2545T トラベラー三脚2型4段

こちらの2機種に使える…と、このように
分かれており




メンテナンスキット対応三脚・キット 対応表


メンテナンスキット

三脚ファミリー

対応三脚/キット

品名

GK0545-SP

トラベラー

GK0545T-82TQD

トラベラー三脚GT0545T+雲 台GH1382TQDキット

GT0545T

トラベラー三脚0型4段

GK1542-SP

マウンテニアテキスト

GT1542

マウンテニア三脚1型4段

GK1542-82QD

マウンテニア三脚GT1542+雲 台GH1382QDキット

GT0532

マウンテニア三脚0型3段

GK1545-SP

トラベラー

GK1545T-82TQD

トラベラー三脚GT1545T+雲 台GH1382TQDキット

GT1545T

トラベラー三脚1型4段

GK1545TA

トラベラーα三脚キット1型4段

GK1555-SP

トラベラー

GK1555T-82TQD

トラベラー三脚GT1555T+雲 台GH1382TQDキット

GT1555T

トラベラー三脚1型5段

GK2542-SP

マウンテニア

GT2542

マウンテニア三脚2型4段

GK2542-82QD

マウンテニア三脚GT2542+雲 台GH3382QDキット

GT2543L

マウンテニア三脚2型4段ロング

GT2532

マウンテニア三脚2型3段

GK2542-F3W

マウンテニア三脚GT2542+雲 台GHF3Wキット

GT1532

マウンテニア三脚1型3段

GK2545-SP

トラベラー

GK2545T-82QD

トラベラー三脚GT2545T+雲 台GH1382QDキット

GT2545T

トラベラー三脚2型4段

GK3532-SP

マウンテニア

GT3532

マウンテニア三脚3型3段

GK3532-82QD

マウンテニア三脚GT3532+雲 台GH3382QDキット

GK3532-F3W

マウンテニア三脚GT3532+雲 台GHF3Wキット

GK3533-SP

システマチック

GT3533LS

システマティック三脚3型3段ロング

GT3533S

システマティック三脚3型3段

GK3533LS-83LR

システマティックGT3533LS+雲 台GH4383LRキット

GK4543-SP

システマチック

GT4543LS

システマティック三脚4型4段ロング

GK5543-SP

システマチック

GT5543LS

システマティック三脚5型4段ロング

GT5543XLS

システマティック三脚5型4段XL

GT5533LS

システマティック三脚5型3段ロング

GT4533LS

システマティック三脚4型3段ロング

GK5543LS-83LR

システマティックGT5543LS+雲 台GH4383LRキット

※対応表に記載のない三脚・キットにはご使用頂けません。


お手持ちの三脚にどちらが合うかは、
こちらの表からご確認いただき、お探しいただければと思います!

メンテナンスキットの中を見ていきましょう!





このように、各種パーツがしっかり入っています!





*それぞれのパーツとメンテナンス方法をご紹介!



これだけ色々あると
なにがどこに使うものなのか、分かりづらいですよね….
(特に説明書等は入っていません…!!!)

ですので、
各種パーツのご紹介と、メンテナンス方法を簡単にご紹介いたします♪

まずこちら



いわゆる、普通の石突になります!
無くしがちですよね…

ジッツォの場合
ねじ込み式になっているので



このように、簡単に交換、取り付けが可能です。
この際、メンテナンスキットに付属している、



こちらのバネも、つけた状態で取り付けすることをお忘れないように!

つぎに、こちらのパーツ



こちらは、雲台部分のノブのパーツとなります!



無くしてしまう…ということはあんまりないかもしれませんが
このフリクション部分のネジがながく
緩んだ状態で使っていると、ぶつけて芯が曲がってしまい うまくはまらなくなってしまう…というご相談はよくあります!

そういった場合は、すべて取り外していただき
バネだけ、移設し
付属している、グリスを塗ってもう一度はめ直すだけで、新品に!



ちなみに、
メンテナンスキットの中に入っている



こちらのピン、何に使うのかというと…

こちらの雲台のノブを外した先に、刺さっているものになります!



ですので、完全にノブを外した際に
このピンを無くしてしまった…!!!という時には
こちらを使って、はめてください!


そして、こちらのノブは



雲台のパン部分のノブになるので、同じく
曲がってしまったり、無くしてしまった場合は
グリスをたっぷり塗って、もう一度嵌め込むだけ!



そして、関門のパーツがこちら。



普段使っている状態だと、表にでていないパーツのため
なにに使うのか…?という感じですが

脚の段の部分のパーツになります。

脚って、特に砂浜や山の中などで使うと
砂が入り込み、ジャリジャリになってしまったりしますよね…

そんな時、ジッツォの三脚で、このメンテナンスパーツがあれば
綺麗さっぱりできます!

まずは、脚の段の部分を緩め
そのまま、回し切ります。



そうすると、このように、足からリングが外れた状態になります。

こうなると、そのまま引っ張れば、緩めた段の脚がそのまま抜けます!



ジャリジャリする原因は、この接続部分のグリスに砂が混じってしまっているパターンのため
綺麗に、拭き取ります。
リング側も同じく拭き取ってください!
そして、もう一度メンテナンスキットについている新しいグリスを塗ってください。

そして、ついていたこのパーツを外し



新しいものと取り替えます!
(足の段数によって、サイズが若干違うので、元々付いていたものと同じサイズのものを選んでください。)



そして、この下の写真のように、
足部分の小さい突起に合わせ、パーツをはめ込みます。



そしたら、もうあとは戻すだけ!
溝に沿って脚を差し込み、リングを再度締め直せば、簡単に元に戻すことが可能です!!




いかがでしょうか?!
その他にも、ついているレンチなどは
元々三脚を買うと、ついているものにもなるのですが
無くしがちですよね…特に買ったのがもう10年前…とかとなると
捨ててはないはずだけど、どこにあるか…という方が多いのではないでしょうか?

そんな方も、
こちらのメンテナンスキットであれば
すべてのレンチが付属しているので、各種緩めグリスを塗ったり
締め直したりが可能です♪

いかがでしょうか?!
日常的に、かつ長く使うものだからこそ、
ぜひ、このメンテナンスキットを使って
一度パーツを新しくしてみませんか??




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