最終更新日:2024.12.27
こんにちは!
だいぶお久しぶりになってしまいましたが…
最近では、Youtubeやインスタグラム
なども更新していますので
ぜひそちらも併せてご覧ください!
さて、今日は
今年11月より銀一株式会社が日本総代理店になりました
カメラバッグブランドの『GuraGear(グラギア)』のご紹介をしたいと思います!
すでに、ショート動画等では公開しておりますが
かなり各所へのこだわりの強いブランドのため、しっかりご紹介できれば!!
では早速行きましょう!
*自分が使いやすいシステムを!独自のバタフライ構造は唯一無二!
アメリカ生まれのグラギアは、ネイチャーカメラマンの発想から誕生しました。
創業者でもある、Trevor Peterson(トレバー ピーターソン)と野生動物写真家 Andy Biggs(アンディ ビッグス)は
アフリカで野生動物の写真を撮る旅をしている中
機材の重量制限で大変な目に遭った経験から、これに対応する超軽量なカメラバッグを考案し誕生したのが、グラギアのシグネチャーモデルでもあるグラギア『キボコ』です。
この『キボコ2.0』シリーズの最も特徴的なポイントは
カメラ収納部の開閉が
このように、左右それぞれ開くバタフライ構造です。
フロント部分は、
このようにジッパーを開けても、フロントパネルの両端が縫い付けられているため、
一般的なカメラバッグのように全部開くことはできません。
一見すると使いにくいのでは…?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
ここには、創業者の強いこだわりが!
このバタフライ構造であれば、例え車に載っている状態など
少ないスペースに座った状態で膝の上で開けても、自分側のところしか開かないため、機材の落下や盗難防止にも役立ちます!
もちろん、広くて安全なところで一気に機材を確認したい場合には
このように真ん中に取り付けられたベルトで固定することもできるので
触ってみると想像以上に、機材の取り出しはしやすくなっています。
また、こちらの30Lモデルの場合は
最大レンズだけで800mm、ボディと一緒でも400mm程度は十分収納できるため
片側に、望遠レンズ+ボディ
もう片側に、交換レンズや、アクセサリー、予備ボディなどをたっぷり収納することも可能です。
先ほどフロント側は全面開けることができないと書きましたが
カメラ収納部の真ん中の仕切りは、ベルクロで固定されているため
レンズの形に合わせ、多少であれば幅の調整も可能です。
レンズのサイズや、望遠レンズには必須の台座部分などで収まりが悪い時も、適宜調節できる点も嬉しいポイントです!
デザインのこだわりは、バタフライ構造だけじゃないんです♪
実は、この30Lモデルだけにはなるのですが
ショルダーパット部分が、収納できるんです!
こんな感じでショルダーストラップのバックルを外し…
真ん中に取り付けられたジッパー内部にしまい
ジッパーを閉めればまるっとショルダーストラップが収納!
飛行機などの乗り物に乗る際
ショルダーなどのベルトが出ている状態だと、踏まれたり引っかかったりして
不用意な機材の落下や転倒につながりますが
しまっておけば、シンプルな形に早変わりするので、安心です!!
他にも、グラブ部分へのこだわりも!!
人間工学的に持ちやすい形を考えられたグラブは
30Lの場合、トップとサイドに!
グラブ根元は縫い付けだけでなく、ビス留めもしてあるので耐久性もバッチリ!
サイドのグラブは、横に持った時に
自然な形で持ちやすくなるよう考えられています。
*素材にもこだわりが!カメラバッグでは世界で初めて広く採用された『X-Pac VX-21』
その独特なデザインのバタフライ構造に目が行きがちな『キボコ2.0』ですが
実は、形だけじゃない!というのも、ここでは推していきたいポイントなんです。
というのも、贅沢に使われている
この『X-Pac VX-21』という素材。
皆さんはご存知でしょうか?
近年アウトドアバッグなどで使われている『X-Pac VX-21』は、
ヨットの帆で世界一のシェアを誇るアメリカのDimension Polyant(ディメンション ポリアント) 社によって開発された『X-Pac VX-21』は、複数重ねられた特殊生地を使って造られており、引き裂きにとっても強いんです!
(その分かなり高価な生地です....!!)
ジッパー部分などナイロン生地の部分もあるため
完全防水ではありませんが、生地自体かなり撥水性があり
傷などにも強いので、長く安心してお使いいただけると思います。
もちろん丈夫というところもポイントなのですが、注目はその軽量さも!
ロケや、作品撮りなどで、飛行機に乗る方には死活問題の『重量制限』!
もちろん大事な機材をしっかり保護して持ち運びたいけど、機材だけでも重たいのに
カメラバッグも重たいと、あっという間に重量制限に引っかかってしまう…ということも。
X-Pacを全体的に使用したキボコは
最大サイズの30L+であっても、なんと重量1.9kg!
しっかり保護しながらも、余裕を持って機材を持ち込むことができる安心バッグです。
もちろん機内持ち込みを想定し、サイズも調整されていますので、飛行機に長玉を持って乗りたい!(※)という方にも特におすすめです♪
※:航空機にカメラ機材を持ち込む場合、バッグの数量とサイズの他、重量に規定が設けられている場合があります。
また、保安検査場では荷物の大きさを測るゲージを使用しており、ゲージに触れる荷物は機内持ち込みを拒否される
可能性があります。
出張や旅行の前には、荷物のパッキング前にご利用の航空会社に最新の規定をご確認下さい。
防水ではないと記載しましたが
しっかりレインカバーも付属しているので、雨の日でも安心!
専用のポケットに収納されているので、取り出していざ使う時に忘れてきてしまった!!
ということもありません!
また、中の仕切りにもちょっとしたこだわりが。
かなりぎっしり自由に組み合わせのできるディバイダー(中仕切り)がついているのですが
小さなディバイダーにも、真ん中にベルクロが取り付けられています。
これにより、こういった細かい仕切りをたくさん作ることできるため
フィルターや、ケーブルなどさまざまなアクセサリーもしっかり保護しながら管理が可能です。
他にも、特徴として
メイン収納部のジッパーで開閉する部分には、
ブランドカラーでもある鮮やかなスカイブルーが、切り返し部分に取り付けられています。
これは、もちろんデザイン性もありながら
バッグが開いているかどうかの視認性を高める効果も含め取り付けられているんです!
個人的には「かわいい~」と気に入っていたのですが
それだけじゃない!というのも、こだわりの強さを感じていただけるポイントではないでしょうか?
*ラインナップも豊富!それぞれの大きさと機能の違い
ここまでご紹介してきたキボコ2.0には全部で3つの大きさがあり
また、30Lだけ、『+』がついているものとついていないものがあります…
ちょっとわかりにくいところもあるので
あらためて表にまとめましたのでご覧ください!
キボコ2.0 30L |
キボコ2.0 30L+ |
キボコ2.0 22L+ |
キボコ2.0 16L+ |
|
外寸サイズ(cm) |
H52xW32xD17 |
H52xW32xD17 |
H46xW36xD15 |
H42xW32xD15 |
重量(kg) |
1.9 |
1.77 |
1.68 |
1.36 |
最大収納可能レンズ |
800mm |
800mm |
400mm |
中望遠ズーム |
付属品 |
レインカバー、ウエストベルト |
レインカバー、ウエストベルト |
レインカバー、ウエストベルト |
レインカバー |
PC収納部分 |
X |
16インチ |
15インチ |
14インチ |
サイドグラブ |
○ |
○ |
X |
X |
ショルダーパッド収納 |
○ |
○ |
X |
X |
カラー |
ブラック |
ブラック・フォレストグリーン |
ブラック |
ブラック |
基本は、お使いの機材の大きさや量に合わせてお選びいただければと思いますが
ご確認いただきたい点が3つほど!
①商品名の最後に『+』があるかどうか!
「キボコ2.0 30L+」のように、最後に『+』がついている製品に関しては
PCの収納部分が背中側に取り付けられています。
PCを一緒に持ち運ぶ~という方は、かならず『+』がついているものをお選びください!
ただ、そんなにPCを持ち歩く頻度が高くない…という方は
ついていないモデルの方が、少しだけ軽く、またお買い得にもなっておりますので、合わせてご検討いただければと思います!
②ウエストベルトが必要かどうか!
重たい機材を運ぶ時にはありがたい、ウエストベルト。
特に長玉を背負って走るような、飛行機撮影やスポーツ撮影の現場では必須!という方も多いと思います。
このキボコ2.0シリーズでは
30Lと22Lには、取り外し可能なウエストベルトがついています。
簡単に取り外しができるため
電車移動の時は邪魔なんだよな….という時にもピッタリ!
しっかり腰で支え、体全体で重さを分散させるため、長距離移動の時などにおすすめです!
③カラー展開は30L+のみ!
こちらのキボコ2.0に関しては、30L+の一番大きく、PC収納部分のあるモデルのみ
定番のブラックと、
フォレストグリーンの2色展開となります。
なにかとブラックが好まれがちなカメラギアですが
こちらのフォレストグリーンは、かなり落ち着いたネイチャー感のあるグリーンのため
撮影やファッションの邪魔になりません。
実物でみると、よりシックで大人な雰囲気のあるフォレストグリーンにも注目です!
いかがでしょうか?
正直、結構良いお値段のするカメラバッグなので、知らないブランドになかなか...という気持ち、とってもわかります....!!
それでも、こだわりと技術の詰まったグラギア キボコ2.0は、特に機材が多い方や長玉を使われる方にとってもおすすめしたい1台となっておりますので
ぜひ店頭で実物に触ってみていただければと思います!