【GIN-ICHIスタッフブログVOL.94】カワイイだけじゃない!ギミック盛りだくさんの三脚『3 Legged Thing』



最終更新日:2022.12.28



こんにちは!

急激に寒くなってきましたね。
この年末のカラッとした晴天と、肌を刺す様な寒さを感じると
凧揚げがしたくなるのは、私だけでしょうか...?

さて
今日は、銀一株式会社で、新しく日本総代理店として
12月より取り扱いを開始した3 Legged Thing(スリーレッグドシング)についてご紹介していきたいと思います!

では早速いきましょう!!




*ラインナップ豊富!新しい三脚ブランド『3 Legged Thing(スリーレッグドシング)』



3 Legged Thing(スリーレッグドシング)は、
2010年にイギリスで創業した三脚・カメラバッグブランドです。

スリーレッグドシングの特徴といえばなんといっても、そのデザイン性!
イギリスのパンクロックのカルチャーを受け継いだデザインは
三脚本体はもちろんのこと、ロゴや、三脚の名前、パッケージ、バッグまで
今までに見たことのない、ポップかつ斬新なデザインになっています。





しかし、デザイン性に目を奪われ
なかなか伝わりづらい部分もあるのですが、実はかなり機能的で
コンパクトなボディながらも、こだわり抜かれた様々なギミックが込められています。

そんなスリーレッグドシングには、 三脚、一脚、Lプレート、カメラバッグの展開があるのですが
今回のブログでは、
三脚について、ご紹介していきたいと思います!

スリーレッグドシングの日本での取り扱いは、今回銀一が初めてですが イギリスでは2010年から発売しているため
実はすでにラインナップが豊富です。

そのため、一覧で見てしまうと、どの三脚がいいのか....??
となってしまうかもしれません。

ですので、まずはわかりやすくラインナップの紹介をしていきます!

スリーレッグドシングの三脚は 大きく分けて3レンジ(シリーズ)あり
ハイエンドモデルである『レジェンズ』レンジ





ミドルモデルである『プロ』レンジ





エントリーモデルの『パンクス』レンジ





のシリーズがあります。

レジェンズレンジは
実は、日本ではまだ発売していないのですが
ビデオシリーズもあり、ムービー機材でも耐えられる様な、高い剛性と操作感、そして様々なギミックが取り入れられています。

プロレンジは
一番、利便性と価格帯のバランスが良いモデルが揃っています!
ミドルモデルではありますが
プロのみなさまにも、日常的に使っていただけるクオリティの三脚が揃っていますので、おすすめです!

パンクレンジは
雲台とのセットでも2万円代のものからあり、小型で手頃な三脚をお探しの方にぜひおすすめしたいシリーズです。

雲台ですが
三脚同様、3つのグレードで分かれています。
ハイエンドモデルである『ビュー』グレード





ミドルモデルである『プロ』グレード





エントリーモデルの『ネオ』グレード





と、ございます。

スリーレッグドシングには、現時点ではボールヘッド雲台のみのラインナップとなっており
また、アルカスイス互換のクイックリリースになっています。

『ビュー』と『プロ』に関しては 耐荷重40kgと基本性能は、同じとなっておりますが、
ビューシリーズには、内部構造が見える窓がついています!(おしゃれ!)





プロシリーズの特徴としては、唯一
リリースが、レバータイプと、ノブタイプがありますので、ご注意ください。

『ネオ』については
耐荷重18kgまでと、小型カメラに対応するモデルになっています。

さて、ここまでラインナップを紹介してきました。
次からは、それぞれのシリーズの中からおすすめ三脚と特徴をご紹介していきます!




*レジェンズレンジ最高峰!バッキー&ビュー




さて、先ほどのラインナップ紹介でもご紹介しました
ハイエンドモデルのレジェンズレンジからは、バッキーをご紹介いたします。

ちなみに、この『バッキー』という名前。
ちょっと面白いですよね?
というのも、このスリーレッグドシングの特徴として
すべてのラインナップに、スリーレッグドシングのアイデンティティーでもある、パンク、ロックやストリートカルチャーの著名人から由来する名前がつけられているんです!
そんなちょっとした遊び心も、三脚選びを楽しくするポイントになっておりますので、ぜひ注目してみてください!

さて、話はもどりバッキーですが 他の三脚メーカーにはない特徴が3つあります!

まず一つ目は
三脚のセンターコラム(いわゆるエレベーター部分)に、段数がついているという点です。



これにより、収納時の大きさをコンパクトにしながらも、
使い勝手の良い高さまで拡張することができ、
こちらのバッキーの場合、収納時は41cmながら、最大190cmまで伸ばせます!!

2つ目の特徴として
全ての”脚”が取り外せるんです!

こちらの脚の根本から簡単に3本の脚を、それぞれ取り外しが可能です。






これができることで、通常の三脚が、七変化!

まずは、この取り外した脚
そのまま1脚としてお使いいただけます!



さらに、こちらも取り外しのできるセンターコラムと組み合わせることで
より長さのある1脚にもなりますし






そのまま、ブームポールとしてもお使いいただけます!





さらに、脚を取り外した部分に オプションで別途購入にはなりますが




こちらと組み合わせていただくだけで、
テーブル三脚に早変わり!!




こちらのオプションパーツは、スパイクなどもあるので
本当に七変化です笑

3つ目の特徴は



この、『O』型のパッドがついた、ロック機構「パラレルロック」がついています。

触っていただくとわかるのですが このパラレルロックが、すごくミソで、かなり感触が良いです。
本国開発者もかなりこの部分にはこだわって作っており、固定のため中に入っているシムは、特許を取得した、特殊技術が込められています!

キュッと止まる感覚と、止める際に安心感のあるクッというノッチの感触を
ぜひ、店頭でお試しの際には、ご体感くださいませ!!

また、このパラレルロックの特徴がもう一つあります。
こちらの三脚バッキーは、カーボン三脚ですので、比較的軽くはなっております。
しかし、同様のサイズの他社カーボン三脚と比べると、少し重めです。
というのも、開発者のこだわりとして
このロック機構部分を、”あえて”重たくしています。

こういった、コンパクトなトラベルカーボン三脚の場合
必然的に高さを出すためには、脚の段数を増やすしかありません。
そうなると、高さを伸ばせば伸ばすほど、脚は細くなり
安定感が出しづらくなります。
しかし、このロック機構にあえて重さを足すことで
重心が下がり、安定感が格段によくなります!!

そういった思想のもと、持ち運びと、三脚としての安定感のバランスを考え抜いた結果の
こちらのバッキー。
ぜひ、店頭でお試しくださいませ!!

ちなみに、
雲台の下のトライマウントもこだわりがあり
1/4ネジが切ってあるので
様々な拡張性がある上に
この3方向に広がった部分には、付属品のツールズがひっかけられるだけではなく




この様に、付属ストラップをかけることも可能です。




*プロレンジの三兄弟!レオ&アルバート&ウィンストン





ミドルクラスのプロレンジから







の二つをまずご紹介いたします!

この二つに関しては
基本大きな差は、大きさ(高さ)だけとなっております!
そのため、まとめてご紹介させていただきます。

先ほどのバッキーでもご紹介した、
基本の特徴となる
センターコラムの段機構や、脚の取り外し機構は同じとなりますが
価格差分として、違いがあるのが
足のロック機構の部分です。

バッキーが『O型』のロック機構だったのに対し
こちらのプロシリーズでは




丸型になっています。
もちろん、回しやすい様工夫はされておりますが
バッキーと比べると、回した感触も少し違うので、ぜひお試しいただければと思います!




さて、次にこちらのウィンストンですが
スタジオ撮影でもおすすめの一台です。

スリーレッグドシングの中で
一番、脚のパイプ径が太い29mmで、かなりしっかり感があります!
脚の段数も3段と比較的少ないですが、最高身長は194cmなので
俯瞰撮影などでももちろんお使いいただけます。

また、今までご紹介してきた通り
こちらも脚が外せます。
ブームとしての使用を一番想定されているモデルでもあるため
マイクなどをつけての使用方法でも、しなりがでにくい様、設計されています。

耐荷重も40kgと、しっかり積んでいるモデルなので
車移動が多い現場の場合や、スタジオの常設などにすごくおすすめです!




*お手頃!しっかり!エントリーモデルのパンクスレンジ!






さて、エントリーモデルとしてご紹介してきたパンクスには
コーリー、トラビスの兄弟がいます!

今までご紹介してきた
レジェンズレンジ、プロレンジは
すべてカーボン三脚でしたが、こちらのパンクスレンジは
マグネシウム合金です。
そのため、少し重さはあるものの、価格帯は抑えめになっています。

しかし、スリーレッグドシングの最大の魅力でもある、センターコラムの段機構や
脚部分の取り外し機構などは、全く同じとなっております。
レジェンズレンジ、プロレンジの機能性は欲しい!
でも、価格は抑えめにしたい!という方におすすめです。




*オプションも色々!拡張性も抜群で、幅広く使える!



先ほど、脚を外してミニ三脚として使える~というお話しのところで
ヴァンズという、オプションのお話しをしましたが、
このスリーレッグドシングの特徴として、オプションパーツがたくさんあるところも
魅力の一つになっています!

というのも
脚の先の石突部分は、全て取り外しできる様になっており
3/8インチのメスになっています。



そのため





こういったスパイクなどに、手軽に交換が可能です。
ゴムの石突、高さのあるスパイク、雪用スパイクなどもあるので
使用状況に合わせて、色々組み合わせられるのも魅力です!!





いかがでしょうか?!
新しく取り扱い開始のスリーレッグドシング。

ちょっと奇抜なデザインが先に目についてしまいがち...
もちろんそういったデザイン性も、三脚を楽しむ一つではありますが
実はご覧いただいた通り、かなり細部までこだわってギミックが込められています。

機能性はいいけど、デザインが派手で...
という方!実は、まだ発売日は未定なのですが
完全なブラックモデルも発売予定です!!





まずは、デザイン性だけじゃない!
スリーレッグドシングの魅力を、ぜひ店頭でもお試しくださいませ♪

次回、Lプレートとカメラバッグについてもご紹介していきます!



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